「不妊治療って、一部の限られた人が行うものでしょ?」
「姉たちもすぐに妊娠できたし、家系的に自分には関係ないかな」
「アラフォーだけど、妊娠ってすぐにできると思ってる!だって私、健康だし」
そんなこと、思ってませんか?
そうなんですよね……ちょうど1年半前の私も、そんな風に思ってました。
当時の私は38歳。にぎやかな家庭で育った私には、子どものいない人生は考えられません。
「38歳」という自分の年齢にせまりくるリミットにおびえつつも、不妊治療ってどこか自分とは無縁なものだと思っていました。
33歳の時に卵巣に問題発覚!でも、チョコレート嚢胞ってたいしたことはないらしい!?
時はさかのぼって33歳の生理の日。わたしは動けなくなるほどのお腹の激痛に襲われ、レディースクリニックを受診しました。
診断結果は、卵巣に血がたまっていく「チョコレート嚢胞」というもの。
そこで、わかったのは
- 左の卵巣にチョコレート嚢胞あり
- 大きさは2センチ程度
- 6センチ程度で手術が必要
- 私の生理痛の原因はコレ
- 生理のたび嚢胞が大きくなる
- 妊娠すると嚢胞は小さくなる
ということ。
え、それって妊娠するのは難しいってことですか?問題ありますか?
何もない人よりは、可能性的には妊娠しづらくはなる。でも、左右に卵巣はあるからね……まあ、これくらいの人たくさんいるよ
お医者さんの「経過観察さえすれば、そんなに気にすることはないというスタンス」に、私は「え、結局大丈夫は大丈夫ってこと?」と戸惑いました。
いつか子供がほしいと思っていた私は、不安なのでセカンドオピニオンとして別のレディースクリニックも受診することに。
だけど、2件目でも、診断結果は結局同じでした。
チョコレート嚢胞よりも自分の年齢(当時33歳)のほうを気にして。年齢だけはどうしようもないから
なんだか、よくわからない……
結局、どちらの先生も
- そんなたいしたことはない
- チョコレート嚢胞 < 年齢のリスク
っていうスタンスだから大丈夫なのか……?と困惑。
とりあえず、気にするほどの問題じゃない。毎年の健康診断で、経過をチェックしておけばいいのか!?
自分が「妊娠しづらいかもしれない……」と思いたくはなかったわたしは「これは、たいした問題ではない」と無理やり思い込むようにしました。
38歳、ついに婚約!一人で勝手にブライダルチェックに行ってみる
2021年38歳の夏、私は同い年の夫と婚約。来週には「顔合わせ」、秋には「入籍」、年明けには「夫と一緒に住み始める」ことになりました。
そこで、私はすぐに妊活が始められるように「ブライダルチェックをしておこう!」と思い立ちました。ネットで調べて、33歳で通院したレディースクリニックとは別の評判のいい病院を予約。
診察でわかったことは
- チョコレート嚢胞は相変わらずある
- 子宮内膜症があるかもしれない
けれど、わたしが知りたかったのは
- 卵管が詰まってないか
- 卵巣年齢は衰えていないか
など、もっと詳しい内容です。
アラフォー結婚のリアル!病院でブライダルチェックを断られる
子供を産めるかどうか心配だし、卵管の通水検査や血液検査、ホルモン検査とかをしたいんですけど。
ブライダルチェックはオススメしないよ。
一般的に、検査をしたら良くないことをみつけることになる。
それが原因で、旦那さんやその一族に後ろめたい気持ちになるかもしれないし、最悪の場合は破談になるかもしれない。
検査したいなら、入籍してからにしたらどうかな?あなたの場合、一刻も早く入籍して、妊活をすることがオススメだよ。
確かに….
リミットを考えて出した結論は3つ!話し合いって大切
ブライダルチェックはひとまず保留。そして夫とも妊活について話し合い、決めたのは3つのこと。
- 妊活を開始する
- とりあえず2人とも病院で検査してみる
- 妊娠が難しい場合は、不妊治療をする
「新婚だし、ひとまず2人の生活を楽しみたい」と思う気持ちはあるものの、それはもういいや。
アラフォーのわたしたちは、一緒に住み始めたら「妊活を最優先」することに決めました。
今後の方向性を夫と共有できたことで、なんだかほっとしました。
話し合いができる相手を選ぶって大切ですね。
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